賃金・雇用改善、震災復興・脱原発の実現へ
強大な組織建設と一体の、春闘の展開を!
はじめに
1)東日本大震災・福島第一原発事故による未曾有の惨事から1年を迎えるなかでの2012年春闘は、日
本と世界の進路を二分する情勢のもとでの闘いとなります。
今回の春闘は、政治・経済の世界的な混迷と財界・政府与党、自民党などが震災復興・原発対策、国際 競争力の維持などを口実にして、貧困と格差拡大で苦しんでいる労働者・国民に一層の犠牲を押しつける なかで闘われます。
また、アメリカのオバマ政権が、国際社会での主導権回復と2012年の大統領選挙を視野に、アメリ カ言いなりの日本政府に、さらなる日本国民への負担と主権の侵害を強要する状況下で闘われます。
こうしたなか、労働者をはじめ国民や中小零細経営者は、民主党政権に失望を深め、震災復興・原発事 故対策、消費税増税、TPPなどへの対応を含め怒りを広めています。
労働者・国民の怒りは、1%の強者が99%の弱者の富を奪い、貧困と格差を拡大する不公正社会に対 する抗議へと拡大しています。それは現状打開を求める世界的規模の行動などとも連動して、日本社会を 変える可能性をはらんで広がっています。
福岡県 北九州市 若松区 ビジネスホテル うめかぜ組合
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